不動産の売却記事一覧

この記事は「はじめて売却する人」向けですこの記事は、不動産をはじめて売却する方に向けて書いています。ほとんどの方が、不動産を売却するのは、一生で一度か二度しかないのでは、と思いますので、流れが分からない方も多いと思います。なので、ここでは大まかな流れが分かるように解説します。不動産の売却を経験したことがある方や、不動産投資を行っている方には、当たり前の情報しかないかもしれません。序盤:まずは査定を...

媒介契約とは宅地建物取引業法では、不動産会社が不動産の持ち主からの依頼を受けて締結する、宅地や建物の売買または交換の仲介を内容とした契約のことを「媒介契約」と呼んでいます。つまり簡単に書くと「売却活動と売買契約を任せるための契約」ということです。この媒介契約の類型としては、大きく「一般媒介契約」、「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」の3つに分かれており、不動産の持ち主(=つまり売主であるあなた)...

住宅ローン残っている状態から売却するのは可能です(条件付き)この記事を読んで頂いているということは、住み替えや引越しなどで、住んでいた家を売ろうとお考えなのだと思います。例えば、「住宅ローンの残債が後2000万円あるが、今の家を売って次の家を買いたい」「住宅ローンの返済がきつくなってきたので、もう少し安い家に住み替えたい」のような悩みをお持ちなのかもしれません。結論から書きましょう。住宅ローンが残...

媒介契約についておさらい媒介契約とは、不動産の売却をする際に、売り主(つまりあなた)と不動産会社の間で結ぶ契約のことを言います。売却に取りかかる前に結ぶ契約です。媒介契約の有効期間は、最大で3か月と定められていますので、一般的に3か月で契約することが多いです。関連記事:一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の違い関連記事:媒介契約はどれがお得?契約を結ぶとなれば、当然、次のような事が気になるでしょう!『...

買う側の都合・売る側の都合の場合についてそれぞれ解説売りに出している不動産を「買いたい」という方が見つかり、順調に契約の手続きを進めているにもかかわらず、買い主・売り主どちらかの都合で、売買を中止した場合、どのような事になるかを解説します。『買い主側の資金繰りがつかず買えなくなった』『売り主(あなた)が事情により売りたくなくなった』『もっと高く買うという人が急に表れて、そちらに売ることに変更したい...

@不動産一括査定のメリット申し込みに手間がかからないオンラインで物件情報を登録するだけですから、本当に楽です!不動産会社に電話して説明をしたり、不動産屋さんを訪問して相談したり、そのような手間とプレッシャーがかかりません。複数の不動産会社を比較できる一括査定という仕組みを使えば、同じ条件で複数の不動産会社に査定依頼がかかるので、不動産会社を比較検討することができます!複数の不動産会社を見比べれば、...

売却前にハウスクリーニングをしたほうがよい理由結論から書いてしまいましょう。売却活動に入る前に、業者に頼んでハウスクリーニングをしたほうがよいです。なぜならば、単純にコスト対効果が良いからです。家の売却を検討しているということは、当然、少しでも高く売りたいと考えていることと思います。売却前の家をハウスクリーニングで綺麗にすることは、ただ単に「飛ぶ鳥、跡をにごさず」という精神論だけではありません。よ...

不動産売却によって払うべき税金とは不動産を売却すると、当然のことながら、大金が手に入ります。では、この事によって税金を支払う必要があるのでしょうか?結論から書きましょう。儲かった場合には、儲かった額に応じて所得税がかかります。儲かるというのはどういうことかというと、買った値段よりも高い値段で売れたら儲かった、ということです。単純に考えると、「譲渡所得」=「収入金額」−「取得費」「譲渡所得」=儲かっ...

不動産売却時に支払う諸費用の概要印紙税・時期:売買契約時・支払方法:収入印紙を購入して契約書に貼り付け ※不動産会社が購入しておいてくれる場合もあり・金額:1万5千円〜2万円 ※不動産売買価格が1千万円〜5千万円の場合仲介手数料・時期:売買契約時に半金、決済引渡時に半金・支払方法:不動産会社に支払います・金額:不動産売買金額の3%+6万円+消費税登記費用・時期:決済引渡時・支払方法:司法書士に支払...

「農地」の定義について農地とは、どのような土地のことを指すのでしょうか。実は、登記簿上の地目だけで決まるわけではありません。農地法という法律があるのです。農地法では、耕作の目的で供されているものを「農地」と定めています。たとえ地目が違ったとしても、客観的に見てそのように判断されるのであれば、農地と判断されます。つまり、実態として作物を育てたりしている土地は、農地法に基づいた売買方法が必要となります...

不動産売却で損が出た場合には譲渡所得税はかかりません不動産売却で損が出るというのは、どのような状況でしょうか。それは、不動産の資産価値以下の価格でしか売れなかった場合です。ここで注意しなければならないのは、「買った時よりも安く売った」からと言って、損が出たとは言い切れないということです。なぜならば、家屋は年々劣化しますので、保有している年数に応じて価値が下がるからです。売却によって損が出た場合には...

事故物件とは事故物件ってご存知でしょうか?以前の住人が自殺したり、事件に巻き込まれたりした等の、いわくつきの物件を『事故物件』と呼ぶことがあります。定義はあいまいですが、ざっくり言うと、多くの人が住みたくないと思うような出来事があった物件の事です。これは正式な用語ではなく、通称です。関連記事:事故物件とは少し固い言葉を使うと「心理的瑕疵(かし)物件」と言います。瑕疵(かし)というのは、「不具合のあ...

机上査定とは机上査定というのは、不動産会社が売りたい物件(家・土地)を実際に見に来ることなく、住所や面積、間取りなどの諸条件を元にして、概算の査定価格を算出することを言います。ネット査定(一括査定)であれば、メールのやりとりだけで完結することもありますし、不動産会社に行って、査定結果を直接説明してもらうケースもあります。机上価格の最大のメリットは「気持ちが楽」なことです!なにしろ、直接不動産会社の...

不動産の内覧(内見)とは?不動産会社が売却活動を行うことで、徐々に、「購入を検討したい」「物件を詳しく知りたい」という人が現れます。そうすると次は「内覧(内見)」が行われます。内覧(内見)というのは、購入希望者が実際に物件を見学に来ることを指す言葉です。不動産会社の担当者を通して、約束の日時を決めたら、その時間に購入希望者が訪問してきます。基本的には、家を見に来るだけですので、こちらが何かをする必...

売却前にリフォームを検討する一般的な理由家を売却(あるいは査定)する前にリフォームを検討しているということは、リフォームすることで綺麗になって高く売れるかもリフォームしないと値切られてしまうかもという風にお考えになったのではないでしょうか?確かに、今の状態のまま売るよりも、買い主が喜びそうな間取りやデザインにしてから売る方が、高く売れるかもしれないと考えるのは一理あります。現代的なデザインや、オー...

売り方次第で価格が変わってくることを知っておこう不動産売却の最大の特徴は、扱う金額が桁違いに大きいということです。日常的な買い物などの金額と比べてみると、その差は歴然としています。例えば、デパートのバーゲンセールで、3万円のジャケットを1割引きで買ったとしたら、「3000円も得しちゃった♪」という気持ちになるでしょう。逆に、そのバーゲンの事を知らなくて定価で買ってしまったら「3000円損してしまっ...

不動産会社と媒介契約を結ぶ前に目を通して下さい不動産会社に査定をしてもらったら、いよいよ不動産会社と媒介契約を結ぶ事になります!ここで多くの方が悩んでしまうのが媒介契約の種類です。関連記事:一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の違い契約する際の条件がそれぞれ異なるのですが、微妙な違いしかなくて、いまいち決め手に欠けるように思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。正直に言うと、その感覚は正しいと思...

不動産売却を仲介してもらう不動産会社をどのように決めるか?不動産を売却するときは、一般的にはどこかの不動産会社に仲介をしてもらう必要があります。売却する際の仲介をしてもらうには「媒介契約」という契約を不動産会社と結ぶことになります。媒介契約というのは、不動産会社に、不動産の購入者を探してもらい、見つかった暁には売買契約の仲介をしてもらう、という契約です。(注)細かく言うと、媒介契約にも色々と種類が...

不動産の売却価格ってそもそも何?原則として、不動産(中古住宅等)の売却価格を決めるには、売主(=売却する人)と買主(=購入する人)の間で合意するしかありません。つまり、売る人が今、この価格で売ってよいと思う買う人が今、この価格で買いたいと思うという点で一致すれば、売買が成り立つわけです。「あたりまえじゃないか。」と言われてしまうかもしれません。そう、原理はとても単純なのです。しかし、簡単かというと...