不動産を売却する手順を「ざっくりと」ご説明します!

この記事は「はじめて売却する人」向けです

この記事は、不動産をはじめて売却する方に向けて書いています。ほとんどの方が、不動産を売却するのは、一生で一度か二度しかないのでは、と思いますので、流れが分からない方も多いと思います。なので、ここでは大まかな流れが分かるように解説します。不動産の売却を経験したことがある方や、不動産投資を行っている方には、当たり前の情報しかないかもしれません。

 

序盤:まずは査定をしてみよう!

不動産売却のおおまかな手順

 

@相場を調べる

売却に取り掛かる前に、ざっくりとした相場を調べます。このステップは飛ばしてもよいかもしれません。しかしできれば、おおまかに相場の情報を集めておいたほうが、安心して売却に取り組めると思います。

 

私がオススメする簡単な方法は、「不動産の購入サイトで情報を探す」という方法です。例えば、千駄木にある3LDKのマンションを売ろうと思ったら、スーモなどで、千駄木3LDKのマンションを検索して売り出し価格の雰囲気をつかむとよいです!

 

A査定を申し込む

不動産会社に査定してもらいます。査定してもらうというのは、つまり売りに出す価格設定をするという事です。

 

なお、厳密に書くと、「査定価格」=「売出価格」ではありませんが、
それを気にするのは、実際に査定してもらってからでもよいです!

 

もし特定の不動産会社と付き合いがあるのなら、そこに頼めばよいですが、特になければ、無料一括査定を利用して、複数の不動産会社へ査定依頼を出すとよいでしょう。

 

B不動産会社を選ぶ

査定を依頼した不動産会社から連絡があったら、査定価格を出してもらうだけでなく、実際に営業担当者に来てもらってきちんと話を聞きましょう。

 

複数の不動産会社と会ってから、どこの会社に売却を任せるか決めた方がよいです。

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中盤:不動産の売却活動

不動産売却のおおまかな手順

 

C媒介契約を結ぶ

不動産会社に売却を任せる際には、「媒介契約」という契約を結ぶ必要があります。媒介契約には、一般媒介専任媒介専属専任媒介という
3種類があります。

 

D不動産会社と売却戦略を打ち合わせる

媒介契約を結んだ不動産会社が、具体的にどのような方法で売ろうと思っている不動産を広報して購入客を集めるのか、そのあたりについて、じっくり話し合います。

 

丸ごと任せてしまって、関知しない、というのはオススメしません。
不動産会社の担当者が頑張らざるを得ないくらい、こちらが前のめりに関わる方がうまくいく気がします。

 

E内覧客を受け入れる

不動産会社が、購入者候補を見つけてくると、「内覧」をしたいという申し出を受けることになります。つまり、不動産を実際に見せてあげるという事です!

 

内覧客は、間違いなく隅々まで見学するために来ますので、事前に掃除や片づけをしておきましょう!

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F価格交渉をする

内覧に来た人が不動産を気に入ると、いよいよ売買の契約に向けて交渉することになります。

 

通常、売り出し価格そのままで購入ということは少なく、多少なりとも値切ってくると思います。この価格交渉というのはいわば「お約束」みたいなものです。値切られるとつい「カチン」と来てしまうかもしれませんが、冷静に対応しましょう!

 

終盤:いよいよ不動産の売買

不動産売却のおおまかな手順

 

G売買契約を結ぶ

価格交渉がまとまれば、売買契約に進みます。この段階ではあまり悩むことはありません。しかし、それなりに忙しくなります。必要な書類を整えたり、必要な費用を準備したりします。

 

また、平日に手続きしなければならない事もでてきますので、会社員の方は、うまく業務調整して半日休暇をとったり、時間を確保しなければなりません。

 

H引き渡す

引き渡しは、思ったよりもあっけないです。仲介してもらった不動産会社の立ち会いのもと、鍵や書類を受け渡して終了です。

 

そしてこれは必須ではありませんが、引き渡しの前に、自分で最後の掃除をすると良いと思います。