手続き・登記記事一覧

不動産登記とは不動産登記とは、土地や建物の現状と権利を公示するために作成された登記簿に登記をするという意味です。不動産の登記には、(1)表題登記(表示登記)(2)権利登記があります。ここでは、表題登記(表示登記)と権利登記の違いを説明します。表題登記(表示登記)とは ※下図の(1)表題登記(表示登記)というのは、建物を新築した際などにおいて、不動産登記簿の表題部にされる登記のことを意味しています。...

登記簿とは何か不動産の売却や所有者の変更が起きた時には、不動産登記を行う必要があります。不動産登記を行うことによって、物件の権利関係や所有者の変更を行うことができます。そうした不動産を巡る情報を記したものが、不動産登記簿です。登記は法務局に置いてあります。誰か物件の所有者なのか、どんな担保が付いているのか、などが詳しく登記されたものです。登記を取得するためには、関わる物件を管轄している法務局に行け...

登記完了通知制度とは、不動産登記を申請した人に対して、登記手続きが完了したことを知らせるために通知される通知に関しての制度のことです。平成17年3月7日に執行された新しい不動産登記法では、オンライン庁を指定してこれまでの登記済証の提出と公布の制度の代わりとして、登記識別情報の提出と公布の制度を導入しています。オンライン庁では、登記が完了したときには登記申請者に対して、登記済証が交付するのではなくて...

不動産売買における重要な書類の一つに「物件周辺状況等報告書」と呼ばれるものがあります。この書類は、物件の売主が報告書を記載した時点における物件の状況について書面で買主に説明するための書類で、引き渡す物件の設備の有無や不具合の有無について報告する「設備表」と呼ばれる書類とセットで扱われることが多いです。物件周辺状況等報告書の書式は不動産会社ごとに異なっていますが、報告する項目数はとても多いのは共通し...

不動産会社に不動産物件の売買の仲介を依頼して不動産売却をする場合、宅地建物取引業法では、不動産会社に売買契約を結ぶ前に、物件情報や取引条件などの重要説明事項を書類にまとめて購入予定者に説明する「重要事項説明」という手続きを行うことを義務付けています。「重要事項説明」では、まず不動産取引の国家資格を持つ専門家である「宅地建物取引主任者」が、実際に物件に赴いて不動産売却の対象となる物件の状況を詳細に確...