住み替えローンとは

住み替えローンとは、現在使用している住宅を売り、新しい住宅を購入したい時に利用するローンの事を言います。新しい住宅を購入しようと思っている時に、現在の住宅を売却し、それでもまだ住宅ローンの返済が残ってしまう、というときに住み替えローンを利用することが出来ます。

現在住んでいる住宅を売却し、新しい物件を購入しようと思っている場合には、まず住宅の売却額を確認しなければなりません。そして住宅ローンの残りの返済額を確認し、売却額とローンの残りの額を計算することが大切です。

住み替えの際には、原則的には現在住んでいる家の住宅ローンを全額返済する必要があります。このため通常は、住宅の売却金額と、すでに貯めてある貯金を合わせて、住宅ローンの返済にあてることになります。

住み替えローンとは

しかし住宅を売却してもなお、住宅ローンの返済が残ってしまう場合には、この住み替えのローンの利用をすることで、新しい住宅を購入することが出来るのです。

住み替えローンとは

この住み替え住宅ローンを利用する場合には、新しい住宅を購入してから現在の住宅を売るパターン（買い先行）と、現在の住宅を売却してから新しい住宅を購入するパターン（売り先行）にわかれます。

新しい住宅を購入してから現在の住宅を売る（買い先行）場合には、新しい住宅で生活を始めることになり、古い住宅は売却されるまで内覧されることになります。その場合には、すでに引越しが完了しているので、誰も住んでいない住宅を、心置きなく内覧してもらうことが可能です。そのため、多少、売却に有利です。

一方で、現在の住宅を売却してから新しい住宅を購入（売り先行）しようとするならば、現在の住宅に住んでいる状態のまま内覧されることになります。生活感が出ている状態で内覧されるために、内覧に見学をしている人ににっては、その生活感によって、気持ちが引いてしまう可能性があります。

そしてこの新しい住宅を購入してから古い住宅を売却するときに便利なのが、この住み替えローンなのです。古い住宅のローンの返済が完了していない場合でも、新しい住宅で生活することが出来るので、古い住宅を効率良く売ることが出来るのです。